| 主題 ICTを活用した学校の創造U 今日ほど、テクノロジーの発展に、私たちのあらゆる生活が引っ張られている時代はないと思います。 教室にはインターネットに接続されたパソコンが設置され、世界中とつながっています。また、電子黒板が入ってきていますし、デジタル教科書が入って来ようとしています。デジタル教科書は近い将来、子どものランドセルや通学かばんに入って、学校と家とを往復することになるかもしれません。 いっぽう子どもたちの生活面では、ケータイを持つ児童・生徒が増え、学校裏サイトやネットいじめなどの問題をもたらすようになってきています。また、子どもたちも持っているこれらの機器は、すでに交通の安全をも脅かしており、この春には多くの県で道路交通法施行細則が改正され、ケータイ手で保持して通話したり、その操作をしたり、携帯音楽プレーヤのイヤホンを耳に入れたりした状態で自転車に乗ることが禁止されました。 このように、ありとあらゆるICTが私たちの生活を変えようとしています。そこではもちろん、ひとつひとつのテクノロジーを具体的に調べて良い利用法を考えることが必要ですが、その基盤として、そもそも、テクノロジーに対する幅広くて深い理解が求められていると思います。 学習工学セミナーでは、視聴覚メディアが教室に入り始めた頃からずっと、テクノロジーと教育との望ましい関係について追究してきました。そこでは、子どもの学びを大切にした、効果的な活用の検討を通して、テクノロジーとは何かをみなで考えつづけてきたのです。 今年の学習工学セミナーを、みなさまがテクノロジーについて考える機会としても活用して下さいますことを、心より願っています。
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